感情ブログ!

ネタバレあります

幕張公演に寄せて

デレ7th幕張お疲れ様でした。今回は7thライブツアー通して佐藤心の出演がないということもあり、シンデレラガールズ自体への飽きや失望もあり、テンションはそこまで高くはなかったけれど、それでも見たいものはあるなということでライブビューイングで拝見しました。

 

最近はよくアイドルとはなんだろうということを考えます。なにがよくて、なにを求めているのか、なぜライブを見るのか・・・人は・・・いや、おれは・・・

 

velvet roseがデレステに登場したとき、心底がっかりしたんです。新アイドルに声をつけたとか曲をつけただとかに留まらず『皆もステージを経験すればいいのにね』発言、これがどうしてもひっかかり続けています。おまえ、それができなくて、どれだけの人間が・・・となり、どういう印象をもたれるか想像つかないのかと、これを作っている人、ゴーサインを出した人、いったいどういうつもりなんだと、わざとか、淘汰か、世代交代か、ファンも・・・と商売のこととアイドルのことと色々考えて、やるせない気持ちになったのをよく覚えています。

 

miroirも似たようなものでした。なんだ、すごい出番だ・・・きゅうに・・・すごい・・・ただ曲がよすぎたのと双子がくっそ可愛かったのでだいぶマシでした。可愛いってすごい。

 

といった感じで新アイドルに少なくない抵抗感をもったままでのライブだったんですが・・・いや、めちゃくちゃよかった。だって、見ましたか? O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!。あんな、どれだけ練習したのか、何かに一度でも打ちこんだことのある人間ならわかるはず。はじめてのステージであの曲をこの完成度にもってくることがどれだけのことなのか・・・

 

それって演者の頑張りじゃないですか。あの人たちが本気だったから心動かされたわけで・・・僕はいったい何を見ているのだろう。毎回そうなんですけど、ライブ行くと、演者が本気なんですよ。本気で仕事してる。それが演者の頑張りであることを忘れてしまうくらいに、アイドル本人が顕現してるって言われてしまうほどにすごい。

 

僕、基本的には声優自身にはあまり興味あるほうじゃないんですよ。有名な人もあんまり知らないし声聞いても誰かわかんないし。だからライブにはアイドルを見に行くんであって、声優を見に行ってるわけではない、って思ってたんですけど、今回ので少し考えを改めました。

 

○○というアイドルのもつ性格やストーリーや関係性、それらをひとまとめにした○○という概念、それに必死にアクセスして共有しようとしてくれる演者とその努力を、見に行ってるのかもしれないなあ・・・とそんなようなことを、思いました。今回。

 

だからたぶん、来年の2月にはvelvet roseのことも好きになれるんじゃないかなと・・・演者と自分に少し期待しています。そうなったらいいね・・・うん・・・

 

いや、そう、だからこそ『柚のことがたまにわかりません』って発言は衝撃だったし、いや、よく言った・・・となりました。だって、当たり前だよね。普通だよ。わかんなくて。どうやって表現して、どうやって実在性を高めるのか、それを高めようとすればするほどわからなくなるのは、自然なことだとおもう。だって実在する人間のこと、わかります?いやでもくっそ怖かっただろうな・・・これ言うの・・・

 

思いつくままに書いたので相変わらず文章ガチャガチャですが、こんな感じです。いやあ、よかった・・・